証券口座の選び方 5社比較【SBI・楽天・松井・マネックス・eスマートの違い】
新NISAを始めようと思ったときに、最初に考えるのは『証券口座ってどこがいいの?』だと思います。そこで、証券会社を比較し、どこがおすすめなのかを確認したいと思います。
- ネット証券大手5社(SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券)の違い
- 手数料・ポイント還元・取扱商品数の比較表
- 証券口座とネット銀行をセットで開くとお得な理由
- たけるはどの証券会社を選んでいるのかとその理由
なぜ証券会社選びが大事なのか
新NISAはどの証券会社で始めても、非課税という制度自体のメリットは変わりません。ただし、以下のような部分で実質的なリターンや使い勝手に差が出ます。
- 売買手数料(新NISA口座内は主要ネット証券でほぼ無料化済み)
- クレジットカード積立のポイント還元率
- 投資信託・個別株の取扱本数
- 普段使っている銀行・カードとの相性(ポイント経済圏)
特にクレカ積立の還元率は年間を通じて地味に効いてくるので、最初の口座選びの段階でチェックしておく価値があります。
ネット証券5社を比較する
代表的なネット証券であるSBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券を、手数料・ポイント制度を中心に比較しました。
| SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | マネックス証券 | 三菱UFJ eスマート証券 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 国内株式 手数料 | 0円(ゼロ革命) | 0円(ゼロコース) | 0円(50万円まで) | 0円(NISA枠等) | 原則無料 |
| 投信本数 | 2,600本以上 | 2,500本以上 | 1,700本以上 | 1,300本以上 | 1,800本以上 |
| クレカ積立 還元率 | 0.5〜3.0% | 0.5〜1.0% | 0〜1.0% | 1.1% | 0.5〜1.0% |
| セット銀行 | ドコモSMTB ネット銀行 | 楽天銀行 | 銀行セット なし | 銀行セット なし | auじぶん銀行 |
| こんな人 向け | 総合力重視 | 楽天経済圏 | 操作性重視 | 米国株重視 | auユーザー |
※還元率は保有カードのランクや契約内容によって変動します。最新の料率は各社公式サイトでご確認ください。
SBI証券
口座開設数がネット証券トップクラス。三井住友カードでのクレカ積立に対応しており、カードのランクによって還元率が0.5〜3.0%まで変わります。投信本数も業界最多水準で、迷ったら選んでおいて間違いのない総合力の高さが特徴です。
楽天証券
楽天カード・楽天ポイントとの連携が強みです。楽天銀行と口座を連携させる「マネーブリッジ」を使うと、普通預金の金利が優遇されます。楽天市場や楽天カードを普段から使っている、いわゆる「楽天経済圏」の人にとっては、ポイントがまとまりやすいメリットがあります。
松井証券
老舗のネット証券で、1日の約定代金50万円までなら国内株式売買手数料が無料。取引ツールがシンプルで、投資初心者でも画面がわかりやすいという声が多い証券会社です。銀行とのセット割引のような制度は無いものの、サポート体制の手厚さに定評があります。
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マネックス証券
米国株の取扱銘柄数に強みがあり、単元未満株での購入や為替コストの低さなど、海外株投資をやりたい人に選ばれやすい証券会社です。マネックスカードでのクレカ積立還元率も高水準で、iDeCoの取扱商品ラインアップも評価されています。
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)
2026年に「三菱UFJ eスマート証券」へ社名変更(旧auカブコム証券)。国内株式の売買手数料は原則無料化され、au PAYカードでのクレカ積立にも対応しています。auのスマホ・通信サービスを使っている人は、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でポイントがまとまりやすいのが特徴です。
証券口座とネット銀行をセットで開くとお得
実は証券口座は、単体で開くよりも同じグループのネット銀行とセットで開いたほうがお得になるケースがあります。証券口座の買付余力とネット銀行の普通預金を自動で連携させる仕組みがあり、代表的な組み合わせは次の通りです。
- SBI証券 × ドコモSMTBネット銀行(旧:住信SBIネット銀行)(SBIハイブリッド預金)
- 楽天証券 × 楽天銀行(マネーブリッジ)
- 三菱UFJ eスマート証券 × auじぶん銀行(auマネーコネクト)
これらは、証券口座に入れたお金と銀行口座のお金を自動で行き来させることで、普通預金の金利が優遇されたり、入出金の手間が減ったりする仕組みです。証券会社を選ぶ段階で、すでに使っているメインバンクやクレジットカードのグループに合わせておくと、後々の管理がシンプルになります。
私自身がSBI証券×ドコモSMTBネット銀行の組み合わせで、実際にどう使い分けているかという実運用の話は、別記事で詳しくお話しする予定です。
たけるがSBI証券を選んだ理由
私が新NISAを始めるときにSBI証券を選んだ理由は、シンプルに「総合力が高く、取り扱い商品が多かったから」です。開設した後で、ドコモSMTBネット銀行との連携が便利と知り、口座開設したり、三井住友カードでのクレカ積立でポイントが貯まることも後から知り、今は三井住友カードの「Olive」を使って積立もしています。使ってみて、特に困ることはなく良かったと思っています。
結論 おすすめの証券会社
結論、これから選ぶなら取り扱い商品数が多く、口座やカードと連携しやすい「SBI証券」か「楽天証券」がおすすめです。
たけるはSBI証券を使っていますが、SBI証券については、見た目や操作性が若干わかりづらかったり、直感的に目的のページに辿り着きづらいという印象はあります。見た目がわかりやすい方がいい、という人や楽天カードを使っているなど、楽天経済圏の人は楽天証券の方を選択すると良いかもしれません。実際の口コミでも、楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は注文や情報確認がひとつにまとまっていて直感的に使いやすいという評価が多く、SBI証券は機能が豊富な一方、複数のツールに分かれていて初心者にはやや複雑に感じられやすいという声があります。
普段よく使っている経済圏(楽天なら楽天証券、というように)がある人はそれに合わせるのが一番迷わない選び方です。
タイプ別・こんな人にはこの証券会社
- 三井住友カードを使っている人 → SBI証券
- 操作がわかりやすい方がいい人、楽天カード・楽天銀行を使っている人 → 楽天証券
- 正直、SBI証券か楽天証券を使っていればどちらでも間違いはないです!
口座開設の具体的な手順
口座開設はどの証券会社もオンラインで完結し、マイナンバーカードがあれば郵送不要で申し込めます。SBI証券での口座開設からNISA口座の申請、積立設定までの流れは、実際の画面を使って別記事で1ステップずつ解説していますので、あわせて参考にしてください。
投資自体をやらないことが一番の機会損失です。比較に時間をかけすぎて始めるのが遅れるのは避けたいところ。この記事を参考に、あまり迷いすぎずに口座開設へ進めてみてください。
よくある質問
Q. 複数の証券会社で口座を持つことはできますか?
A. 一般口座・特定口座であれば複数の証券会社で開設できます。ただしNISA口座は1人1口座までなので、NISAをどの証券会社で使うかは最初によく検討しましょう。
Q. あとから証券会社を変更できますか?
A. NISA口座は年単位で金融機関の変更が可能です。ただし変更したい年に一度もその年のNISA口座で買付をしていないことが条件になるなど手続きが必要なので、最初からできるだけ長く使えそうな証券会社を選んでおくのが無難です。
Q. 手数料が無料ならどこで開いても同じですか?
A. 新NISA口座内の売買手数料は主要ネット証券でほぼ横並びで無料化されています。差がつくのはクレカ積立のポイント還元率や、普段使っている銀行・カードとの連携部分なので、そこを基準に選ぶのがおすすめです。
まとめ
- SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券は、いずれも新NISAの非課税メリット自体に差はない
- 差がつくのはクレカ積立の還元率・投信本数・普段使いの経済圏との相性
- 証券口座は同じグループのネット銀行とセットで開くと、金利優遇や入出金の手間が減ってお得
- SBI証券か楽天証券がおすすめで、迷ったら、普段よく使っているカード・銀行の経済圏に合わせて選ぶのがいい
口座開設は無料で、開設したからといって必ず投資しなければいけないわけではありません。まずは口座だけ作っておいて、少額から新NISAを試してみるのがおすすめです。

