たける

固定費の見直しで、忘れがちなのがサブスクと子どもの習い事ではないでしょうか。サブスクは1件あたりの金額が小さくて後回しになりがちですし、子どもの習い事は「削る」という発想自体が持ちにくいものです。この記事では、わが家が実際に払っているサブスクと習い事を、金額もそのまま全部お見せします。そのうえで、何を基準に「続ける」「やめる」を決めているかを紹介します。

✔ この記事でわかること
  • わが家のサブスク・習い事の全項目と、実際の金額
  • 子どもの習い事の何にいくらかけているかの事例
  • 気づかないまま払い続けていた失敗例と、その防ぎ方
  • やめずに「買い方」を変えるだけで年1万円減らした方法
  • 続けるか、やめるか。迷ったときの判断のしかた

わが家がサブスクと習い事に払っている金額は、月々約59,000円でした。正直に言って、決して安い金額ではありません。

中でも大部分を占めているのが子どもの習い事です。わが家では、子どもの習い事にはしっかりお金を使うことにしており、反対に通信費・保険を大きく見直しました。サブスクは見直しはしましたが、実際に減らせたのは年16,000円だけでした。

それでも「サブスクから手をつけるべき」と考えている理由と、習い事にだけは優先的に予算を配分すると決めている理由を、実際の一覧表をお見せしながら書いていきます。

わが家のサブスク・習い事を全部公開します

わが家では、月払い・年払いで継続的に出ていくお金を、すべて1枚の表にまとめて管理しています。まずはその中身を、金額もそのままお見せします。

サブスク:年130,580円(月あたり約10,900円)

名称金額契約開始メモ
iCloud(妻・2TB)月1,500円
(年18,000円)
2023年1月動画編集の保存などのため。2026年8月から月1,800円に値上げ
iCloud(私・200GB)月450円
(年5,400円)
2023年1月2026年8月から月540円に値上げ
Amazonプライム月600円
(年7,200円)
2022年1月
Netflix月1,590円
(年19,080円)
2026年3月過去の見直しで解約していたが、再契約
みてねGPS月748円
(年8,976円)
2024年4月子どもの見守り用
こども新聞月550円
(年6,600円)
2024年6月
日経新聞月4,277円
(年51,324円)
2014年1月
コンタクトレンズ都度購入
(年14,000円)
2020年1月定期便からネット購入に切り替え(見直し後)
VLLO(解約済み)月約500円
(年約6,000円)
―1年ほど、払っていることに気づいていなかった
合計(VLLO除く)年130,580円

※通信費と保険は別記事で紹介しており、この表には含めていません

習い事:年582,120円(月あたり48,510円)

名称金額開始メモ
くもん(長男)月24,090円
(年289,080円)
2020年4月算数・国語・英語の3教科
くもん(次男)月16,060円
(年192,720円)
2023年4月算数・国語の2教科
スイミング(次男)月8,360円
(年100,320円)
2024年10月継続中
スイミング(長男)0円2024年9月〜平泳ぎまで習得して卒業
合計月48,510円
(年582,120円)

サブスクを見直すには、まずは一覧にする

サブスクは金額の大きいものから小さいものまで様々です。まずは月単位・年単位にかかわらず、固定的にかかるものをすべて一覧にしましょう。そのうえで「本当に必要か?」と自問自答しながら要否を確認することで絶対に必要なものとやめてもいいものがわかってきます。また一覧化することで思いがけず支払っているものがみつかるかもしれません。

1年ほど、気づかないまま払っていたもの

家計管理をはじめたことで見つかったのが、動画編集アプリの「VLLO」に月々約500円支払っていたことです。妻が一度だけ使うつもりで入れたものが、いつの間にか月額プランに切り替わっていて、払っていること自体に気づいていませんでした。金額は月500円ほど。期間はおよそ1年なので、6,000円ほどを何も受け取らずに払っていたことになります。

金額は、契約したときのままとは限りません

もうひとつ、一覧表を毎年更新していて気づいたことがあります。サブスクは、契約したときの金額のまま続くとは限らない、ということです。

たとえば、iCloudは、2026年8月から値上げになります。妻の2TBプランが月1,500円から1,800円へ、私の200GBプランが月450円から540円へ。2人合わせると年4,680円の増加です。

値上げの通知はメールで届きますが、正直なところ、毎月のように届く各社のお知らせメールの中に埋もれてしまいます。知らないうちに契約時より高い金額をそのまま払い続けていた・・・これはサブスク特有の怖さだと思います。

だからこそ、一覧表は「作って終わり」ではなく、年に1回でも更新する意味があります。新しく増えたものを拾うだけでなく、前から払っているものの金額が変わっていないかを確かめる作業でもあるからです。

「契約開始日」も確認する

「契約開始日」も記載することで、これまで支払い続けてきた金額の大きさと価値を比較できるので、おすすめです。月々数百円〜数千円だからとハードルが下がっていたものでも累計で結構な金額になっていることを実感できるからです。加えて、契約開始日があると、「何をきっかけに契約したんだったか」を思い出しやすく、当時の動機が今はなくなっていることに気づけたりもします。

サブスクは「始めた理由が、まだ生きているか」で判断する

契約しているものが一覧になったら、次は続けるかやめるかの判断です。基準は、金額の大小ではありません。「契約したときの理由が、今もまだ生きているか」の1点です。

この基準で見ていくと、わが家のサブスクは3つのパターンに分かれました。

① 始めた理由が、もう終わっているもの

Netflixは過去に見直した際に辞めましたが、2026年のWBCをきっかけに再契約してしましました。すでに始めた理由が終わっているので、解約してもいいのですが、子どもの夏休みなどで活躍していますし、迷いながら今も続けています。Netflixの戦略にまんまとはまってしまった状態ですが、「なんとなく契約を続けている」のか、「検討のうえ意思をもって継続しているのか」には大きな差があると思っています。

② やめるのではなく、買い方を変えたもの

コンタクトレンズは、アイシティの定期便を使っていました。月2,024円、年間で24,288円です。ところが妻から「ネットで都度買ったほうが安い」と教えてもらい、切り替えたところ年14,000円になりました。約1万円の削減です。

定期便には、届くのを忘れていても切らさずに済むという便利さがあります。ただ、その便利さには対価を払っていたわけです。

サブスクの見直しというと「やめるか、続けるか」の二択で考えがちですが、「同じものを、別の買い方で手に入れられないか」という選択肢もあります。生活の質を落とさずに減らせるので、まずここから探すのがおすすめです。

③ 今も迷っているもの

日経新聞です。月4,277円、年間51,324円。わが家のサブスクの中で最大で、長期間払い続けています。

一面と「きょうのことば」、自分の仕事に関連するキーワードで検索をしているぐらいですべては読めていません。一方で、自ら取りに行く情報以外の世の中の動きを知ることができ、自身の視野を広げるのには役立っているので、まだ解約はしていません。

サブスクで減ったのは年16,000円。それでも最初にやる理由

結果として、わが家がサブスクの見直しで実際に減らせたのは、VLLOの年6,000円とコンタクトレンズの年10,000円、合わせて年16,000円です。通信費の見直しで年18万円削減できたことに比べれば、10分の1以下でしかありません。

それでも、契約しているサブスクを一覧化できたこと、本当に必要かという視点で見直しできたことは家計管理や固定費の見直しにおいて必須であり、大切な工程だと思っています。

作業時間は30分から1時間もあれば済んでしまいますので、ぜひここから固定費の見直しに着手してみてください。

習い事には、優先的に予算を配分しています

ここからが、わが家でいちばん大きな支出です。子ども2人の習い事で、年間582,120円。月にすると48,510円になります。

金額を見て「かけすぎでは」と思われるかもしれませんが、わが家は習い事を最初に削る対象にはしていません。子どもにさせたいこと、子どもがやりたいと言ったことには、優先的に予算を配分するようにしています。

もちろんかけられるお金に限りはありますが、勉強と運動を中心に子どもたちの将来に活かせる習い事には予算を優先的に配分すること、そのために他で削るという方針で考えています。

勉強と運動を基本の習い事とする

スイミングは、長男が平泳ぎまで習得できたところで卒業しました。表の月謝がゼロになっているのはそのためです。代わりに同じぐらいの金額でサッカーをはじめることを考えています。

このとき、次男も一緒にプールを辞めるかどうか迷いました。ただ、せっかく始めたので、次男とも話をして「平泳ぎまではやる」と決めて続けることにしました。どこまでいったらやめるかを話し合っておくようにしています。

くもんも今後はやめて塾へ移行することも検討しています。このような形で、勉強と運動を軸に中身を変えていくようなやり方で考えています。

原資は、他の固定費から作る

習い事に月48,510円を出せているのは、他の固定費を削ってきたからです。

  • 通信費:格安SIMへの乗り換えで年18万円の削減
  • 保険:見直しで月4万円台から1万2千円台へ
  • サブスク:年16,000円の削減

習い事の年582,120円という金額だけを見ると大きく感じますが、通信費と保険の見直しで浮いた金額も大きいです。限りある予算を優先的に配分するものと、削るものをメリハリをもって管理するためにも、何にいくら使っているかを洗い出すことが大切です。

「優先的に配分する」が成立する条件

予算配分を考えるうえで大切な3つの前提があります。

  • 貯蓄と投資に回す分を先に確保したうえで、それでも家計が黒字であること
  • 他の固定費を削り切っていること(通信費・保険という大きな費目を見直しました)
  • 全体でいくらかかっているかを、把握できていること

まずは固定費の見直しから始めて、家計全体を黒字にする。そのうえで、子どもにかけたいところにはしっかりかける。この順番だからこそ成り立っています。

この記事では扱わなかった固定費

冒頭でお見せした表には、実は次の費目も一緒に載せて管理しています。この記事の本題からは外れるので、それぞれ別の記事で詳しく書いています。

固定費は費目ごとに見直し方がまったく違うので、全体像とチェックリストは固定費の見直し方の記事にまとめています。

まとめ

わが家のサブスクと習い事について、金額と考え方をお話ししてきました。最後にポイントをまとめます。

  • サブスクと習い事の一覧表を作成する
  • サブスクは金額の大小ではなく「始めた理由が、まだ生きているか」で判断する
  • 一覧表に「契約開始日」欄を作り、払ってきた金額と受け取れている価値で判断する
  • やめる・続けるの二択にせず、「買い方を変える」選択肢も探す
  • サブスクは値上がりすることもある。一覧表は年に1回更新する
  • サブスクで減ったのは年16,000円。それでも、固定費全体が見える状態を手に入れられる
  • 習い事は最初に削る対象にしない。代わりに、ベース・やめどき・原資の3つを決めておく
  • 成立の条件は、他の固定費を削り切って、家計全体が黒字であること
ABOUT ME
たける
【肩書き】たける|30代・保険会社員・片働き4人家族の父 保険会社に勤めながら何も考えずお金を使い続け、子どもが産まれたタイミングで、まさかの貯金ゼロ。「このままじゃマズい」と一念発起し、30代前半から家計管理と投資を本格的にスタート。マネーフォワードMEと自作スプレッドシートで家計を見える化したことで、片働き・子ども2人の4人家族でも年間100万円を貯蓄・投資に回せるように変わりました。45〜50歳でのFIREを目標に、日々記録中です。「仕組みさえつくれば、誰でも貯まる」そう確信した体験を、同じように悩む子育て世帯の方に届けたくてこのブログを書いています。▶ FP2級・宅建士取得済み|趣味:散歩・観葉植物