家計簿のつけ方【費目の分け方と挫折しない続けるコツ】|片働き4人家族の実例
正直なところ、僕は30代前半までいっさい家計簿をつけていませんでした。片働きで4人家族、毎月そこそこ稼いでいるはずなのに、なぜか月末にはお金が残っていない。ボーナスもいつの間にか消えている。何にいくら使っているのかわからないまま、漠然とした不安を抱えていました。
家計簿をつけ始めて変わったのは、”節約テクニック”ではありません。「何にどれくらい使っているかが見える化できたこと」です。見える化できたことで、意識が変わり、少しずつ貯蓄(資産)が増えていきました。この記事では、3年続けてたどり着いた「ゆるく続けられる家計簿のつけ方」を、費目の分け方まで全部公開します。
家計簿のつけ方は3つ。まず方法を選ぼう
家計簿のつけ方は、大きく3つに分かれます。それぞれ手間も続けやすさも違うので、まずは自分に合うものを選ぶことが第一歩です。
| つけ方 | 手間 | 自動化 | カスタム性 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 手書きノート | 多い | × | ◎ | 書くことで実感したい人 |
| 家計簿アプリ | 少ない | ◎ | △ | とにかく続けやすさ重視の人 |
| スプレッドシート | 中 | △ | ◎ | 自分流に分析したい人 |
我が家は「家計簿アプリ+スプレッドシート」の併用です。日々の支出はマネーフォワードMEで自動記録し、月に1回だけ自作のスプレッドシートに転記して把握するだけです。
手書きだと、使うたびにメモをとるか、レシートをもらって保管しておくかしないといけません。レシートをもらい忘れたりすると「もういいや」となってしまったり、夫婦でやっていると、相手に無理をさせたり、管理しきれなかったりします。なので、続ける自信がない人ほど、まずはアプリで自動化するのがおすすめです。
挫折しない費目の分け方【我が家の実例を全公開】
家計簿が続かない人の多くは、費目の分け方でつまずいています。押さえるべきポイントは3つです
- まず「固定費」と「変動費」に大きく分ける(毎月ほぼ一定が固定費、月によって変わるのが変動費)
- 細かく分けすぎない
- 自分の生活に合わせてカスタムする(正解の費目リストはない。自分の家計に合っていることが大事)
実際に我が家で使っている費目がこちらです(このまま配布テンプレに入っています)。
| カテゴリ | 費目 |
|---|---|
| 収入 | 給与収入(手取り)/児童手当・給付金/その他収入(ボーナスなど) |
| 固定費 | 住居費(住宅ローン等)/通信費(スマホ・ネット)/通信費(サブスク・Amazon Prime等)/保険料(生命・医療・火災)/教育費・こども費(学費・習い事) |
| 変動費 | 食費/日用品費/水道光熱費/被服費/交通費/交際費・レジャー費/おこづかい/書籍・新聞/医療費・宅急便/特別費/その他 |
| 貯蓄・投資 | 貯蓄/NISA積立/iDeCo/その他投資 |
ポイントは以下のとおりです。
サブスク費を分ける:アマプラやNETFLIX、YouTubeプレミアムなどを「サブスク費」として分けると、”なんとなく払い続けているサブスク”が洗い出せます。こうすることで本当に必要かな?と考えることができますし、我が家は「登録後に解約を忘れてそのまま支払い続けていたサービス」に気づくことができ即解約しました!
「特別費」を設けておく:年に数回の大きな出費は、特別費として分けて管理するのがおすすめです。我が家ではこの特別費にかかるお金をあらかじめ設定し、予算化しておくことで、家計管理が楽になりました。多めに予算化しておき、余ったら貯蓄に回すか、来年の特別費に充当します。参考までに、我が家が管理している特別費の項目はこちらです。
- 固定資産税
- 家具・家電
- 旅行
- 冠婚葬祭
- 帰省
- 学費
- 病気・ケガ
- ふるさと納税
- イベント食費
- プレゼント(誕生日等)
「その他」を用意する:分類に迷ったらここ。当てはまるものがなければここに分類します。
実際にこの費目で我が家の家計を”比率”で公開したのが、【家計比率公開】の記事です。リアルな配分が気になる方はあわせてどうぞ。
家計簿を続けるコツ5つ
つけ方より大事なのが「続けること」。3年続けて効いたコツがこの5つです。
- 完璧を目指さない。1円単位で合わせなくてOK
- 自動化に寄せる。クレカをまとめ、支払いをキャッシュレスに集約し、マネーフォワードMEと連携すれば、記録作業(使った金額をメモするとかレシートを取っておく作業)はほぼゼロに
- マネーフォワードMEからスプレッドシートへ転記するタイミングを固定する。我が家は「毎月20日」と決めています。タイミングを固定すると習慣化しやすくなります
- 月1回だけ全体を振り返る。転記しながら、何にいくらぐらい使ったか把握できます。毎月1回集計のタイミングで「予算に対してどうだったか」「前月に比べどうだったか」などを振り返ります
- 使った支出の満足度を振り返る。満足度の低かった支出(なんとなく買ってしまった服や、誘われたからなんとなく行った飲み会など)を見直し、満足度の高い支出(家族との食事など)へ変えられるよう見直していきましょう
家計簿は”記録”が目的になりがちですが、本当のゴールは「お金が貯まる仕組み(黒字)を作り、満足度の高い支出を増やすこと」。ゆるく、続けていける仕組みを考えましょう。
家計簿をつけた後どうする?
家計簿はゴールではなくスタート。つけた数字を、次の3ステップで活かします。
- 予算を決める:費目ごとにだいたいの予算を決める
- 毎月集計する:固定費・変動費・貯蓄をカテゴリごとに集計
- 振り返り:予算と実績の差を把握する、満足度の高い支出を増やし、満足度の低い支出を減らす、年1回程度予算を見直す
この「予算の立て方」は、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
家計簿は、つけた瞬間にお金が貯まる魔法ではありません。でも「お金の流れが見える」ようになると、判断が変わり、貯蓄率は確実に動きます。まずは今月、ざっくりで構わないので始めてみてください。

